みなんさんこんにちわ もももです。
大人になるとなんだか涙を流すことが少なくなるような気がします。
しかし、年を取るにつれて涙もろくなるとも言われますよね。
一時期、涙活というものが流行ったのを覚えていますか?
今思うとあまりよくわからなかったような気がします。
泣きたいときに読むべき本5つ
誰にでも、心の中で涙を流したいと感じるときがあります。
そんな時、本を読むことで心を軽くする手助けしてくれることがあります。
ここでは、泣きたい時にそっと寄り添ってくれる5つの本を紹介します。
どれも感動的なストーリーで、涙がこぼれる瞬間がありながらも、読後に温かい気持ちにしてくれる作品ばかりです。
1. 『1リットルの涙』木藤亜也著
この本は、難病に侵された少女、木藤亜也さんの日記を基にした感動的な実話です。
亜也さんは脊髄小脳変性症という治療法のない病気を17歳で発症し、次第に歩くことや話すことが困難になっていきます。
それでも、彼女は自らの気持ちを日記に書き続け、何度大きな困難があっても前向きに生きる姿を見せてくれました。
この本には、彼女の苦しみだけでなく、家族や友人たちとの絆、亜也さんの強い意志が描かれています。
読者は彼女の苦しみと成長を通じて、生きることの意味を考えさせられ、涙が止まらなくなると思います。
2. 『君の膵臓をたべたい』住野よる著
住野よるのデビュー作であり、多くの人に愛され続けている感動小説。高校生の「僕」は、同級生の桜良が膵臓の病気で余命わずかであることを偶然知ります。
そんな彼女の死を目前にした日常を一緒に過ごす中で、「僕」は次第に彼女との絆を深めていきます。
桜良の明るくポジティブな性格と、彼女の運命を知っている読者との間で生まれる感情の対比が、この物語を特別なものにしています。
最後のシーンでは、多くの人が涙を流すことでしょう。
3. 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ著
この作品は、家族の愛とつながりをテーマにした感動的なストーリーです。
主人公の森宮優子は、何度も両親が変わり、さまざまな環境で育っていく中で、愛情や家族の形を見つけていく物語です。
彼女の人生には、実の親ではないけれど、彼女を心から愛し育ててくれた人々が登場します。
それぞれの親たちが彼女に託す愛情がバトンのように受け渡され、優子はその愛を胸に成長していきます。
この複雑で繊細な人間関係を描いた物語は、涙を誘うだけでなく、読後に温かさが広がります。
4. 『夜のピクニック』恩田陸著
恩田陸の代表作であり、多くの人々に感動を与えてきた作品。
高校最後の「夜歩き」という一晩中歩き続ける学校行事を舞台に、主人公たちの心の葛藤や成長が描かれます。
物語の中で描かれる友情や淡い恋、そして家族との関係が、とても現実的で共感を呼びます。
特に、静かに胸に迫るような感動的な瞬間が数多くあり、涙がこぼれそうになります。
何気ない日常の中で起こる感動や、人生の中で忘れかけていた感情を思い出させてくれる作品です。
5. 『世界から猫が消えたなら』川村元気著
この本は、死を目前にした青年が、悪魔との取引で一日だけ命を延ばす代わりに、世界から一つのものを消していくという奇妙な条件を提示されるところから始まります。
何が消えるべきかを考える中で、彼は自分の人生と向き合い、何が本当に大切なのかを見つけていきます。
猫、映画、電話、そして最後に消えるものとは?読み進めるうちに、主人公の葛藤や後悔、そして家族との絆に感動するでしょう。
この本は涙だけでなく、深い感動をもたらしてくれると思います。
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まとめ
涙を流すことで、心の中に溜まっていたモヤモヤが浄化されることがあります。
今回紹介した5つの本は、どれも心に響く物語で、読者の心を優しく包み込んで、涙と一緒に心を癒してくれます。
悲しさだけでなく、登場人物たちが見せる愛や強さ、そして希望が読後に温かな感情を残してくれると思います。
泣きたいときには、ぜひこれらの本を手に取って、心を癒してみてください。涙の後には、きっと新たな勇気と希望が見えてくるはずです。
いつもありがとうございます。コメントもお待ちしております。
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